家族信託FAQ
家族信託と遺言の違いは?
信託と遺言の違いについて
遺言は、遺言者が亡くなり相続開始の時点で効力を生じるのに対し、家族信託は、信託契約の時に効力を生じるので、委託者の生前の資産管理・承継が可能です。
また、遺言は、一代限りの効力しか定めることができません。遺言の効力により財産を承継した方が亡くなったときのさらなる資産承継を遺言の内容とすることは認められません。
家族信託は、委託者が内容を自由に決定できる契約なので、最初の受益者が亡くなった場合にはその後の受益者を指定しておくことで二代にわたる資産承継を決めておくことが可能です。
家族信託FAQ